Q2-1.エイズとはどんな病気なのですか?
A2-1.
エイズ(AIDS)とはAcquired ImmunoDeficiency Syndrome=後天性免疫不全症候群の略称です。
エイズは、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)に感染して、免疫機能が破壊され身体の抵抗力が低下して様々な感染症・悪性腫瘍等になってしまうことを言います。
A2-1.
エイズ(AIDS)とはAcquired ImmunoDeficiency Syndrome=後天性免疫不全症候群の略称です。
エイズは、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)に感染して、免疫機能が破壊され身体の抵抗力が低下して様々な感染症・悪性腫瘍等になってしまうことを言います。
A2-2.
健康な人の体には、体外から入ってくる細菌・ウィルスから体を守るため、細菌・ウイルス等の病原体に感染すると抗体という防衛物質が体内に作られ、同じ病原体が再度体内に入って来た時に、それを排除する機能を免疫と言います。健康な人の体はこの機能が正常に働くので、いろいろな病原体による病気にならないのです。
A2-3.
HIVは血液、精液、膣分泌液、母乳にウイルスが含まれます。
A2-4.
大きくわけて3つあります。
1.性的接触による感染=コンドームを使わない性的接触
2.血液感染=注射針の共用(麻薬の回し打ち等) ・輸血・臓器の提供
3.母子感染=妊娠中・出産時・母乳による授乳
A2-5.
感染の可能性があったときから3ヶ月以降であれば、感染したかどうか確実な判定ができます。横浜市内の健康福祉センター(保健所等)で無料・匿名で検査をしています。病院(有料)でも検査を実施しています。
A2-6.
感染した人の健康状態や免疫システムのリンパ球(白血球の一種)がHIVによって破壊される速度で違いますので、発症するタイミングも人によって異なります。
A2-7.
一般的に風邪に似た症状がでる人もいますが、大多数はエイズ発症まで何も症状がなく気づかない場合が多いです。
A2-8.
たった1回のセックスでもコンドームをつけなかった場合、HIVに感染する可能性はあります。
コンドームの正しいつけ方をしないと感染リスクは大きくなります。
不特定の人とのコンドームを正しく使わない性的接触は特に危険です!
A2-9.
性的接触によるHIV感染を防ぐには、コンドームを正しく使用することと、お互いHIVに感染していないか検査を受けてから、性的接触をすることです。
A2-10.
HIVは蚊やダニ等の人間の血を吸う虫からは感染しません。また、猫など動物によってもうつされません。
※猫にも猫エイズというものがありますが、これは人間には感染しません