コンドームの装着は、AIDSおよび性感染症の予防に効果があります。
みなさんはコンドームの正しい装着方法をご存知ですか?

途中ではずれてしまった…などということがおこりにくい装着方法をご紹介します

コンドームを装着する前に

使用期限の確認

コンドームは自分で購入しましょう。コンドームには使用期限があり、保存状態が悪ければ痛んでしまうこともあります。

種類

コンドームはどれも同じではありません。サイズ、形など自分のペニスにあったものを選びましょう。ラテックスゴムや、潤滑剤のゼリーにアレルギーのある方は、抗アレルギーのものもあります。

注意事項

コンドームの劣化を防ぐために、防虫剤などのない、直射日光を浴びない、温度があまり高くならない場所に保存しましょう。

オーケース

コンドームが傷つかないように、運搬方法に気を付けましょう。摩擦などを受けにくい状態で運搬するために、コンドームケースが有効です。センターではコンドームケースを作成、配布しています。

※オーケースの配布は2009年11月で終了しました。

爪

爪は短く切っておきましょう。のびた爪は、コンドームを傷つけるだけでなく、パートナーも傷つけてしまいます。

コンドームの装着方法

コンドームの開け方
コンドームを切り口で傷つけないようにコンドームを端に寄せてから完全に切り離します。
表裏を確認
表裏を確認した後、爪を立てずに精液だめの空気を抜きます。
たぐり寄せ
ペニスが勃起した状態で包皮が余っている場合は、包皮を根本までたぐり寄せます。
装着
用意したコンドームを装着し、根本までおろします。このとき陰毛を巻き込まないように注意しましょう。
戻し
根元にあるコンドームを根元にある包皮とともに一度ペニスの先端方向に戻します。
巻きおろし
コンドームがかぶっていない包皮の部分にコンドームをかぶせるために巻きおろしていきます。
密着
包皮とコンドームが密着し、抜けにくくなります。
抜き
ペニスは射精直後から勃起状態がゆるむので、射精後はすみやかにペニスを膣や肛門から抜きます。
はずし
相手の粘液に触れないように注意しながらコンドームをペニスからはずし、精液がもれないように縛ってから生ゴミとして処理しましょう。