《検査・相談件数の概要》
令和6年1月1日~12月31日の1年間で、日本における、
・保健所等におけるHIV抗体検査件数は108,988 件(過去20年間で、6 番目に少ない件数)
・保健所等における相談件数は84,144 件(過去20年間で、4 番目に少ない件数)
でした。

5月15日のニュースで、
新規HIV感染者報告数は、過去20年間で、2番目に少ない報告数
新規エイズ患者報告数は、過去20年間で、5番目に少ない報告数
とお知らせしました。
「令和6年の新規エイズ患者報告数は、令和5年と比べ増加(+約15%)した。
また、令和4年より2年連続で増加し、新規報告数全体に占めるエイズ患者報告数の割合は33.6%と過去20年間で最も高い割合となっている。
これは、新型コロナウイルス感染症の流行等により保健所等でのHIV検査件数が減少していたことにより、エイズを発症するまで診断を受けていなかった患者が増えていることが可能性の一つとして考えられる。」
と報告されています。
※出典 : 厚生労働省エイズ動向委員会 第164回エイズ動向委員会 委員長コメント
《令和6年 HIV感染者・エイズ患者の年間新規報告数(速報値)》
HIV感染症は予防、早期発見、早期治療が大切であり、本データからも、HIV検査の重要性がうかがえます。
6月1日〜6月7日は、「HIV検査普及週間」と定められており、全国でHIV検査の普及・浸透を図る啓発キャンペーンを実施しています。
詳しくはこちらもご覧ください。